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初期伊万里陶片美術館について

初期伊万里陶片美術館は、日本最初の磁器である肥前有田近辺で焼成された「伊万里焼」の最初の頃の「初期伊万里」と分類される時期の『陶片』のバーチャル美術館です。

陶器である唐津焼き(古唐津)から磁気である伊万里焼きが誕生して間もない頃の時期の初期伊万里と呼ばれる物には魅力的な物が多いのですが、窯跡や物原から発掘された陶片には伝世品には見ることが出来ないような魅力的な物が多いように感じます。

例えば初期伊万里陶片美術館の扉としてバナーに採用している矢羽の大平鉢の陶片は、伝世品として伝わっている大平鉢の完器には見当たらないようです。
まだ技術的に未熟だった為、特に一尺を超えるような大平鉢などはその重さからも窯の中で暴れてしまい製品として焼成に成功する事が少なかった為と考えられます。

初期伊万里陶片美術館では、伝世品の資料となるような陶片から伝世品にはなかなかお目にかかれないような魅力のある陶片を企画展などを通してご紹介していきます。

開催中の企画展:冬季企画展『初期伊万里の鎬(しのぎ)の陶片』


この「初期伊万里陶片美術館」というサイトは、当サイトの管理人が集めた初期伊万里の陶片を紹介するサイトを作ろうと思ったときに、普通に紹介するのではなくちょっと変わった感じにしたいのを形にしたサイトです。

ネット上のバーチャルの小さな美術館としてなら、気分は美術館といった感じで楽しく試行錯誤しながら作りました。

企画展としてお気に入りやテーマを決め、それに沿って公開していく、そうまるで本当の美術館のように。

これからはどんなテーマで企画展をするのか、集めた初期伊万里の陶片と相談するのも楽しい物です。

初期伊万里陶片美術館


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